Monthly Archives: 9月 2013

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Laws and regulations 01

2013.6.16 @相模原

Re_Accelではサーキット走行用のEVカートを製作していますが、もし将来、個人でモノづくりをする環境が今よりも整えば、EVカートだけではなく、公道を走るEVを作ったり、ガソリン車をEVにコンバートしたりといったことが、より手軽にできるようになるかも知れません。
そうなったときには、モノを作る技術だけでなく、公道を走るクルマに求められるルールもきちんと知っておく必要があります。

ということで、今日は、EVの製作・走行に関する法規やガイドラインについて勉強会を行いました。

<<内容紹介>>

■道路運送車両法
今回はまず、クルマの安全確保に関わる、「道路運送車両法」を勉強しました。
(自動車に関する法規は大きく分けて、(1)構造、(2)運転者・歩行者、(3)道路に関するものがありますが、道路運送車両法は(1)構造 に関する法律です。)

この法律では、クルマが備えるべき要件や、検査・登録などについてのルールが定められています。
条文に書かれているのは大枠の内容ですが、その下に紐づいている「道路運送車両の保安基準」「細目告示」によって部品ごとのスペックのような詳細基準が決まっています。

道路運送車両法(総務省法令データ提供システム)
道路運送車両の保安基準と細目告示(国土交通省)

公道を走る車のルールであるため、項目が沢山あります。。
EVでは特に電気装置に関する要件(配線や衝突時の感電保護)に注意する必要があります。

■コンバージョンEVのガイドライン
上記道路運送車両法はガソリン車も含め車全般に関する法規ですが、EVに限定したものが何かないだろうかと調べてみたところ、「コンバージョンEVのガイドライン」というものを見つけました。

これは、平成23年に電気自動車普及協議会が出したガイドラインです。
コンバージョンEVに関して、道路運送車両法を補足する形で、より一層の安全性・信頼性を確保するという観点でまとめられています。

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個人でのモノづくり活動をするにあたって、自分や社会の安全のために、法規やガイドラインをきちんと守ることが大切だと思います(どんなモノでもそうですが、特にクルマのような乗り物の場合は。)。個人レベルで法律の知識を得るのは大変ですが、例えば日本EVクラブさんが、「EV一番塾」で車検についての解説をされているように、モノづくりをしている人同士のコミュニティで情報共有ができる場が増えていけば良いと思いました。

こうの


Maker Conference Tokyo 2013

2013.6.15 @お台場 日本科学未来館

Maker Conference Tokyo 2013 を聴講しました。

“自らの手を使って実際にモノを作り、その成果を共有する「Makerムーブメント」は、昨年後半からここ日本でも海外同様に大きな盛り上がりを見せ、多くの方の注目を集めました。”

“このムーブメントをよりよい形で日本に定着させ、一人でも多くの方が参加しやすい環境を作るために必要なことを議論するイベントが「Maker Conference Tokyo 2013」です。” 
(上記HPより抜粋)

 

最初にMake誌編集長 Mark Frauenfelder氏による基調講演で始まりました。
20世紀以降のMake(or DIY)のヒストリーについて実例を交えた解説でした。

その後いくつかセッションがありましたが、特に「Makerフレンドリーな製品」が印象に残っています。ユーザーが各自の欲求に合わせてカスタマイズするオープンでソーシャルな製品についてです。

製品の可能性が広がり面白い反面、安全性等の問題がありますが、問題点を抽出して1つ1つ解決してきたというお話でとても興味深い内容でした。

 

詳しくはアーカイブが公式サイトで公開されています。
Maker Conference Tokyo 2013 アーカイブ

yoshiyuki.s


Practice Engine 01

2013.6.8 @御殿場 Auto Paradise Gotenba

エンジン付きの中古カートを購入し、初のレーシングカート走行。

レンタルカートとは違いエンジン押し掛けなのに加え、コース自体も初めてだったので、色々新鮮。

タイム計測器は借りなかったけど、手計測で約1kmのコース1周45秒〜46秒程度だった。

周囲の速いドライバーは43秒とかなので、ラップタイムを詰める必要がある。

カートはデフがないので、インリフトやドリフトといったテクニックを駆使する必要があると感じた。

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KAZUKI


Technical Meeting 02

2013.5.7 @相模原

レースのレギュレーションの確認、性能検討を進めました。

走行速度はどの程度か、バッテリー容量が足りるか、
予算とも相談しながら話し合い、下記の主要な部品を選定しました。

モータ
コントローラ
バッテリー
その他(スロットル開度センサ、充電器他)

フレームは中古のカートを購入するので実物を見て決める予定です。

yoshiyuki.s


Technical Meeting 01

2013.4.13,14 @相模原

EV Kartは通常のレーシングカートのエンジンをモータ/コントローラ/バッテリーに置き換えます。今回はそれぞれの部品について、どういったモノがあるのか手分けして調べました。

その際には参加予定のEVフェスティバルのレギュレーションに合うように検討しなければなりません。
・レース:30分耐久
・カート(クラス1):バッテリーは鉛48V、モータはDCブラシ、ベース車は基本的に市販のレーシングカート

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Webで公開されている情報や、EV一番塾の資料を元に調査を進め、それぞれの部品についていくつか候補を絞ることができました。

yoshiyuki.s